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Nuitのひとりごと 9
思いのままに〜「CLIP CLAP」
15年ぶりに憧れの人にひょんなことで偶然再会した。彼は中学3年のとき隣のクラスにいて、バンドをやっていた。当時、バンドをやっているような男子生徒は、大概ませた感じでかっこいい人が多く、おとなしかった私も周りの女の子と同様、密かに彼らに憧れていた。一度だけ友人に誘われて、放課後制服のまま、駅前のスタジオに彼らの練習している様子を見に行ったことがある。生で聴いたギターやドラムスの音は今でも忘れられない。
その時彼らが練習していたのは、オフコースの「思いのままに」だった。
ひとつの夢を
いつもぼくは追いかけてた
ひとつの歌に
その夢をのせて歌った
君は君の歌 うたえ
ぼくはこの想いを
調べにのせて
その後中学を卒業して、みなバラバラになってしまった。今となっては毎日の仕事に追われ、憧れの彼のことも私はすっかり忘れてしまっていた。
15年経ってばったり会った彼は、驚くことにまったく変わっていなかった。相変わらずかっこいいのはさることながら、なんと当時と同じメンバー、彼の弟さんや、私と一緒に毎日毎日部活で泳いでいた後輩とずっとバンドを続けてきて、すでにプロとしてCDデビューもしているという。はずかしながら、彼らの活躍については全く知らなかったので本当に驚いたが、それよりもなによりもすごくうれしかった。
あの駅前のスタジオで、中学の頃私が聴いた歌のとおり、彼は自分の夢を追いかけて、自分で夢をつかんでいる。好きなことを仕事にするのってなかなか簡単にはいかないかもしれないけれど、とってもとっても素敵なことだ。本当にやりたいことがあって、できるチャンスがあるのなら、人生一度しかないんだからなんでもやってみるべきだと私は思う。
CLIP CLAP
下記のサイトでデビューシングルとセカンドシングルが聴けます。
http://www.hk.airnet.ne.jp/jackota/clipclap.htm
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