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それまで自分ではそれほど歯並びは悪くないと思っていた(気がつかなかった)ので、29歳になるまで歯列矯正をやろうとは思ってもいませんでした。矯正ギャラリーを見ていただければわかるように、前歯(中切歯)が少し出ているのと、八重歯ほどではないですが犬歯が少し出ている、それと下の前歯が重なっている、小臼歯が内側に倒れて生えているといった感じでした。直接のきっかけは、写真モデルを長年やっていますが、笑ったときの写真では引っ込んでいる歯のところだけ多少影ができるので、「歯をきれいにしたら、絶対もっときれいになる」と思ったからです。 いろいろ矯正歯科について調べました。 日本矯正歯科学会...歯列矯正FAQや治療経過アニメ、全国の認定医を調べることができます。 歯列矯正については、一般歯科と一緒にやっているところではなく、矯正専門の歯科の方がいいということがわかりました。一般歯科と一緒にやっているところでは、結局長年装置をつけても歯があまり動かなかったり、きれいに揃わなかったり、揃ったとしてもかみ合わせがめちゃくちゃになったりすることもあるそうです。また、松田聖子で話題になった審美歯科や、歯の外科手術については、少し別の分野になります。 そこで、1998年5月下旬、東京の渋谷にある矯正専門歯科に予約を入れ、カウンセリングに訪れました。患者さんはきっと子供や若い女性ばかりだろうと思っていましたが、私より年上風の方などもたくさん来ていました。まず最初に先生に歯並びを診て頂くと、「あなたの歯並びですと、やはり矯正をやったほうがいいです。ただ、人によっては矯正できる人とできない人といますので、きちんと検査をしてからでないとはっきりわかりません。」と言われました。また歯列矯正をすると、歯並びがきれいになるだけでなく、顔の形やあごのラインもきれいになり、またかみ合わせもよくなるので、虫歯や歯周病になりにくく口臭や胃腸病の原因予防にもなるとのことです。矯正にかかる費用の説明は本当に納得行くまで受けたほうがいいです。私はその日時間があったので、すぐ検査をすることになりました。 ■矯正できない人 「矯正できない人」というのを先生に聞きましたところ、 1.奥歯のない人 2.レントゲン撮ってみて歯の根が短い人 3.精神的に弱い人 だそうです。いずれにしろ、きちんと検査していただいたほうがいいと思います。 矯正には次の費用がかかります(クリニックによって違います)。大体の場合、保険は利きません。分割もできます。
私が支払った費用は、下記2つ下の項目「検査の結果」に書いてあります。 検査は、口腔模型・顔面規格写真・口腔内写真・レントゲンオルソパントモグラム・レントゲンセファログラム・身体測定・診断をやります。時間はだいたい1時間くらいです。検査の結果は1ヶ月後なので、1ヶ月後の予約を取ってその日は終わりました。 検査はしたものの、30歳目前にして矯正を始めることにはやはりすごく不安がありました。動かないんじゃないかとか、年数が長くかかるんじゃないかとか、何か年齢的に良くないことがあるんじゃないかとか...。そこで美容外科の先生に相談したところ、「いくつになっても大丈夫ですよ。ただ、少し時間がかかるようになります。」と言われて、決心がつきました。 1998年6月27日、検査の検査を聞きに、どきどきしながらクリニックへ行きました。私の担当は坂上先生という女性の先生になり、詳しく説明していただきました。納得行くまでよく話を聞きました。 私の場合、 坂上先生は、「私が絶対きれいにしてみせます。」と心強いことを言ってくださいました。治療方法や料金などに納得したので矯正を始めることに決めました。さっそく抜歯を行うため、先生に一般歯科の先生を紹介していただいて(矯正歯科では歯を抜くことができないため)、4本歯を抜く予約を入れました。同じく渋谷にある「矢木歯科」です。 ちなみに、私の場合は上記「矯正にかかる費用」の「D+StarFire」になりましたので、当初の費用は全部で80万円となりました。80万と聞くと高いかなと思いますが、3年間かかるとして月あたりに換算すればべらぼうに高いわけではないと思います。 Star Fire〜ジルコニア製の透明なブラケット 装置はできるだけ目立たないものを希望したので、まだとっても珍しい装置「Star Fire」というキュービックジルコニアでできた装置をつけてくださることになりました。これはセラミックの一種ですがまったく透明なので、近くに寄らない限り見た目にはほとんどわかりません。スナップ写真程度でしたら、ほとんど写りません。なおいいことに、装置自体がきらきらしていて、角が宝石のようにカットしてあるので、装置をつけていても歯がなおさらきれいに見えます。難点は、メタルのブラケットよりちょっと大きさが大きいことと、歯の動きが多少遅いことくらいだそうです。普通のセラミックの装置よりは断然動きが早いようです。 高価な装置のため、どこの歯科にでも置いてあるというわけではないそうです。アメリカの「A Company」という会社の製品です。 矢木歯科を訪れました。4本一度に抜くと物が食べられなくなるので、今日は右側の上下2本から抜くことになりました。先生は「アメリカ式に抜くので、ぜんぜん痛くないですよ。」といいましたが、やはり不安...。局所麻酔をかけて抜きました。ホント、いつ抜いたかわからないほどでした。麻酔が切れるとすごーく痛いとのことで、鎮痛剤をいただいて帰りました。帰り道では麻酔のせいで口元が麻痺して口が言うこときかなかったです。5日後に今度は左側の2本を同じように抜きました。矢木先生は、「3年経ったら、きれいになった歯を見せにきてね。」と言ってくださいました。とってもうれしかった。大変だけどがんばろう!なお、抜歯には保険は利きません.。1本あたり3,000円かかります。 7月18日、待ちに待っていた装置をつける日がきました。今日装置を入れると3年間はこのままなのだなあと思うと、感慨深いと同時に少々緊張しました。まず、機械のクリーナーで歯の表面をきれいにし、次に歯科用ボンドを歯のひとつひとつにつけ、乾くまで数分待ちました。乾いたら、「Star Fire」のブラケットをていねいに歯の上にひとつひとつ乗せていきました。私の場合、下の前歯1本と下の左右小臼歯が内側に傾いて生えていたので、その日はそこにはまだ装置がつけられませんでした。ワイヤーは最初は一番細いものを入れました。正面と左右の写真、計3枚を撮りました。(矯正ギャラリーを参照) 「2〜3日は歯が急に動くので痛いですよ。でも、鎮痛剤飲んではいけません。我慢してください。」と言われました。そのとおり本当に痛かったです...。いてもたってもいられないという感じです。うまく話すことができないのはまだしも、物がよく噛めないので食事が大変です。普段普通に食べているトーストやチーズさえも食べるのが大変なのです!特にだめなのは、意外にも「生野菜」です。生野菜のサラダは噛めないので、温野菜にして取るようになりました。お菓子(ポテトチップスやクッキーなど)もまったくと言っていいほど食べられなくなりました。何を食べてもブラケットが唇の内側に当たって切れてとっても痛いです。これからどうなることやら...。 一週間後に、歯科衛生士の方に歯磨き指導を受けます。赤い歯垢染め出しのジェルで磨き方のテストをしてから、普通の歯ブラシや歯間ブラシで細かく磨いたり、デンタルフロスを使ったり、フッ素の入ったペーストでコーティングしたりといろいろ大変です。その日は歯磨きセット一式と、口の中が切れたときのためのパッチをいただいて帰りました。 その後、すぐに渋谷のLOFTへ行き、歯ブラシを買いました。買ったのは、 1週間後、週末撮影で福島に出かけて、夕食に揚げだし豆腐を食べていたら、何かが口の中にささって痛い。なななんとワイヤーがねぎにひっかかって外れてしまったのです。たまたまその店のとなりが一般歯科だったので、急遽診ていただくことになりました。歯科用ボンドで止めて、無事一段落です。あ〜よかった。 週明け月曜日に坂上先生に電話でトラブルのことを話したら、「すぐ来てください。」と言われ、飛んでクリニックに行きました。坂上先生はボンドで止められたワイヤーを見てびっくり仰天!(どうやらボンドで止めてはいけなかったらしい...)。すぐ、それをはずしてワイヤーを新しいものに掛けなおしました。ついでに、先週傾いているせいでつけられなかった右下小臼歯にメタルのブラケットをつけました。メタルはセラミックの比べるとやはり大きさがずいぶん小さいです。でも奥の歯なので、メタルでも目立ちません。 8月のお盆の時期に、2週間アメリカへ旅行することになりました。坂上先生いわく、「歯を磨けない場合は、デンタルリンスを持って歩いてください。」とのこと。Butlerのものがおすすめだそうで、 アメリカのドラッグストアには本当にたくさん歯のグッズが置いてあって、圧倒されました。歯に対する意識が日本とはずいぶん違うのでしょう。ただ、以前に「矢木歯科」の矢木先生が「アメリカに行くならぜひ買ってきたらいいですよ。」と勧めてくれた、 Disney Landで、待ち時間に人間ウォッチングしてました。歯列矯正をやっている人(特にハイスクール以下くらいの子)が本当に多いです。だいたい、みんなメタルブラケットです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2005/01/28
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